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宇宙戦艦ヤマトの二次小説を展開する「三日月小箱」管理人の独り言です
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毎月福井に帰省しているが、帰るたびに街並みが変わっていくのに驚かされる。
今月は福井国体が開催されたこともあって、天皇皇后両陛下や皇太子をお迎えするための整備なども行われていたらしい。
福井駅に近い大名町交差点でも、大きな変化があった。
福井銀行本店が立て替えのために取り壊された。
その並びの福井シネマ映画館も、9月10日に約100年間続いていた営業を終了した。

福井新聞より 福井シネマが100年の歴史に幕

私にとって映画館といえばここだった。
ヤマトの劇場用作品は全部ここで見た。

映画館のオーナーはとても気さくな方で、「さらば」の上映に合わせてセル画展示させてほしいと申し込んだら、二つ返事で許可してくれた。
セル画といっても、田舎で十分な材料は入手できないのでOHPシートで代用したお粗末な物だったが、私たちは心踊らせて描いた。
「合宿」と称して、一人暮らしのメンバーのアパートで徹夜して描いたりもした。
今だったら著作権云々でややこしいかもしれないが、当時はただヤマトファンがヤマトを見に来る人に向けた純粋な気持ちをオーナーが汲んでくれたのだと思う。
展示用のボードは映画館で用意してくれた。
ファンクラブへの入会案内状も置かせてくれた。
あの頃、映画ビルは新しく建ったばかりで、そのロビーを使わせてもらったことは、本当に嬉しかった。

「さらば」のつらすぎたストーリーと、何度見ても涙が止まらなかったこと。
ロビーに展示された自分や仲間たちのセル画。それを見てくれていた人たち。
子ども扱いしないで、私たちの企画に耳を貸してくださったオーナー。
あの時の思い出は尽きることがない。

私は結婚して福井を離れてしまってから一度も足を運んだことがない。
郊外に大きな駐車場のあるショッピングモールが出来、そこにシネコンが入ってからはお客が減ってしまったのだそうだ。
無くなってしまうのは凄くさみしい。
けれども仕方ないのだろう。

良い思い出をありがとうございましたと、心から思っている。
 
まだ短い苗が風になびいている。
なびくたびに、苗の間の水面がきらめく。
私が一番好きな水田の風景だ。
萌える緑の中に一羽の白鷺でも居ようものなら、一幅の絵画のようだ。

そんな美しい故郷に今月も帰省してきた。
もちろん遠距離介護のためなのだが、今回はお楽しみもあった。
福井市立美術館でちょうど開催されている「松本零士展」に行って来た。

松本零士展


この展示は、松本作品の版画を販売している(株)アートスペースが版元としての原画を多数出品していて、全国で展開しているらしい。
福井の展示が終了した後は青森や熊本にも行くそうだから、そんなに珍しいものでもないのかもしれない。
けれども、とにかく展示数が多くて見応え抜群だった。

漫画の原稿はもちろん、肉筆のイラストも多数あって、食い入るように見てきた。
意外だったのは同行した母の反応。

「えええっ! これ手で描いてるの!?」
「本物みたいねぇ」

といった具合に、一枚一枚丁寧に鑑賞していく母。

そしてヤマトのコーナーに来た時、「ああ、これ好きだったでしょ?」と指さした。
「なんだか一生懸命に好きだったよねぇ。ファンクラブかなんかやってたでしょ?」
そうですよ。お母さん。
よく覚えていますねぇ。
「ほら、これ好きだった人でしょ? この睫毛、覚えてるわぁ」
ああ、それがスターシャです。
「この青い顔の人もいたいた。悪役だったのよね?」
その人はデスラーですよ。

ヤマトが好きでファン活動に邁進していた頃、母は半ば呆れ顔で私のすることを見ていた。
ビデオなんかまだ持っていなくて、テレビの前にラジカセを置いて録音していたっけ。
覚えるほど繰り返し聞いて、次の週を上書き録音していた。
カセットも結構高かったなぁ。

他に見に来ている人も、私と同年代が多かった。
もしかしたら、あのファンクラブのメンバーだった人も来ているかもしれない。なんて気持ちになった。
メンバーはどうしているんだろう。
2199や2202は見ているのかしら。

翌日は松本氏が来福して講演とサイン会をやるという。
そういえば昔、松本氏にもインタビューしたことがあった。
福井のファンのためにイラスト入りサインを何枚も描いてくださったっけ。
当選したメンバーは、今でもあのサインを持っているのかなぁ。

懐かしいことをたくさん思い出した。
短い時間だったけど、すごく楽しかった。

最後に顔出し写真を記念に撮って会場を後にした。
顔出しヤマト
漫画のコマが顔出しボードになっていて、1コマ分が顔出し用に空いている。
バカメのシーンなのが嬉しかった。

ぬり絵もありました。
塗り絵その2
 塗り絵その1
 
今回の第5章は、5月25日の金曜日から公開ということで、初日鑑賞は諦めていました。
仕事が終わってからの鑑賞では家事ができませんからね。
でも、土日も家族サービスと買い出しが待っていますから、5章を観に行く予定が全く立っていませんでした。

だけど、土曜日の朝目覚めたら、もうヤマトが見たくって。
なにしろ私の身体の中のどれだけかは、間違いなくヤマトで構成されているのですから、あの艦が宇宙にあるというだけで、気になって仕方ないんです。
新しいストーリーには不安があったり不満が出るかもしれないけれど、見ないで生きていくなんてことは出来ないのです。
ただヤマトの無事を願うだけの私です。

早起きしたので家事をすませ、家族の朝食を用意して、本日第一回めの上映に行って来ました。
物品には目もくれず、上映が終わったら真っ直ぐ帰宅しました。

みなさんは、もう劇場に足を運びましたか?
私と同じように、ヤマトが好きで好きでしようのない人はたくさんいらっしゃるでしょう。
5章もまた、見届けるのが使命だと思いますよ。
誰のファンだとか関係ありません。
あの艦が宇宙に在るのですから。
 
昨日の続きになります。

休憩は20分。
この20分でさえ「お客様を楽しませなくちゃ」というのが宮川家(笑)。
ステージの左手に小さな舞台が出来ています。
紅白幕の前に椅子がひとつとマイクスタンド。その横、花紙に囲まれた看板に『のど自慢』の文字。
「君をのせて」を歌って競って、一番上手だった人は第2部でビッグバンドの演奏でフルコーラス歌うことができるという企画です。
「君をのせて」というと、アニメ好きにとっては「ラピュタ」の曲と思う人が多いでしょうが違います。

沢田研二がタイガースからソロになって出した最初の曲で、作曲が宮川さんなんです。
すごく音程の難しい曲なのですが歌詞も良くて『地図』『夜の海』『舟』など航海好きな人にもおススメの曲ですから、動画検索してみてください。
のど自慢にふさわしい上手な司会者(名前がわかりません!)と、1人で18人分の演奏をする凄腕のアコーディオン奏者田ノ岡三郎さんがのど自慢を盛り上げます。
18人分の演奏をするのに、ギャラは1人分だそうで、かわいそう(笑)。
あとでネタばらしがあって、チャレンジした人の中にはサクラも含まれていたそうですが、いやぁ、上手な方が幸運を射止めました。

さあ、休憩はおしまい。
第2部はヤマトからスタートです!

プログラムの順番で行くと、
宇宙戦艦ヤマト→真赤なスカーフ→ヤマトJAZZ
だったのですが、変更がありました。
第二部の幕が上がってすぐにヤマトJAZZ
去年9月に「松本零士の大宇宙ギャラクシー・コンサート」でも演奏されましたが、やっぱり身体が動いてしまうくらいノリノリです。
同行のお友だちは「ルパンっぽい」と言っていましたが、なるほどそう聞こえるかもしれません。
次に、そのままの勢いでプログラムにも書いてなかった「コスモタイガー」

会場が盛り上がり興奮が冷めやらない観客を見回して、彬良さんが綱引きのような手振りをします。
「ほら、こっちへ来い」って感じ(笑)?
その見えない綱に引かれたわけではありませんが、ささきいさお氏が登場して「宇宙戦艦ヤマト」を熱唱してくれました。
ここで、ささき氏がこの曲を歌うことになったエピソードを披露。
この歌は子門真人氏がすでに録音までしていたのだけれど「もっと低音の人に」というプロデューサーの意向を受けて、ささき氏に白羽の矢が立ったのだとか。
初めて宮川さんと西崎さんの前で歌うことになり、送られて来た楽譜を一生懸命に暗記し練習したささき氏だったけれど、実はその楽譜は♭が抜けている間違い楽譜で、それとも知らずに覚えてしまったとのこと。
本当はマイナー調なのに、メジャーで書かれてしまった曲は歌詞とそぐわないとは思ったものの、阿久悠さんと宮川さんの曲だから間違いのはずがない。と、覚えこんだのだそう。

……というエピソードは他のコンサートでも語られることが多いので、ご存知の人もいらっしゃると思います。
でも、楽譜のわからない私には♭がないと、どんな曲になるのか想像できていませんでした。
ところが今回は彬良さんが「どんな曲になっちゃうのか、聞いてもらいましょう」と、ピアノでぽろんぽろんと弾いてくれたんです。
それはもう、私の知っているヤマトのテーマとは大違い。
まるで子どもっぽくて可愛いんです。とても人類の存続を担って未知の旅に出るという曲ではありません。
楽譜が間違っていることがわかって、慌てて覚えなおしたとのことでした。

そして朗々と「真赤なスカーフ」を歌って退場でした。

この後は、さっき一番上手かった飛び入りの彼が「君をのせて」をフルコーラスで歌い(ホントに上手かったですよ!)、作曲する時の秘密をあれこれ研究し、彬良さんの「お父さんに感謝」が炸裂し(笑)、「浮気なあいつ」「銀色の道」
が続きました。

彬良さんが宮川さんに「作曲家であるお父さんの夢は何?」と聞いたことがあったそうです。
そうしたら宮川さんは「ビッグバンドのバンドマスターになりたい」と言ったのだとか。
「音楽をやりながら一緒に旅をするんだから、楽しそう」と答えたそうです。
念願かなってビッグバンドと電車で移動していたら、見るからに新婚風なカップルを発見。
メンバーで「あの二人が今夜泊まるホテルがどこか賭けよう」と盛り上がり、1人が「どこへ泊まるのか教えてください」と図々しく聞きに行きました。
結局賭けは全員はずれたのですが「迷惑をかけたから」と、宮川さんがその場で楽譜を書いてメンバーに配り、二人のために目の前で結婚行進曲を演奏したのだそうです。
びっくりして飛んできた車掌さんに止められてしまったそうですが、新婚さんは感動していたとか。
「音楽を演奏することで、その場にいる人を幸せにしたりできる。
音楽は素晴らしい! 僕が音楽を好きなのは、そういうところです」
と彬良さんは研究結果を述べました。

ラストは再び「ゲバゲバ90分のテーマ」。
自分のプラカードを持って行進でしたが、中尾ミエさんが出演者を仕切っていたのが面白かったです。
だって「ほら、進んで」「そこ、右へ回るのよ」というような声が聞こえてくるような感じだったから。

いやー、ものすごく楽しいコンサートでした。
誘ってくださったOさん、ありがとうございました!
 
劇団芸協のホームページ

『役者一筋』という青野武さんのコーナーがあるのですが、
復活篇のことなどが書かれています。

青野さんは、もうすぐお誕生日ですね。
私と同じふたご座♪ うふふ♪

いつまでもお元気に頑張っていただきたいです。

テーマ : 声優 - ジャンル : アニメ・コミック

 
宇宙戦艦ヤマトという作品の性質上、それを愛するファンの年齢層は、大半が良識ある大人なはず。
と、私は思っています。

「待ち人」たった1本だけ置いて、このサイトを立ち上げた時、不安がひとつありました。
「――剃刀なんか、送られてきたらどうしよう」って。
『真田さんが恋愛するなんて嫌だ』とか
『結婚とか、ラブシーンなんか認めない』と感じる人がいるかもしれない。
そういう人に、迫害を受けたらどうしよう。

今のところ、それは杞憂でした。
怖い思いをしたことはありません。

でもね、よく考えてみれば、メニューページにちゃんと注意書きがしてあるでしょう?
「記事・物語のもとになった作品のファンの方にとっては
あなたの好きなキャラクターや物語のイメージと違うかもしれません。
ご了承の上お読みになるか、または好みの合わない方は、
すみやかにご退艦ください」って。
読む、読まないを選択するのはあなたです。
注意書きを無視して、あなたが嫌な思いをされても、当方では責任を負いません。

というのは、二次創作品を扱うサイトにはほとんど書かれている常識的なことだと思うのです。
注意書きがある以上、作者が「こうだ」と思って作成したものに文句付けちゃいけないです。
まして、「こうでなくちゃ」という押し付けもご法度。
作者を憎んだり、攻撃したり、恨んだり、脅したりなんて、とんでもないです。
そんなこと、今さら言うまでもないですよね?

気に入らなかったら静かに去ること。
自分に合ったサイトを探す旅に出るのもよいでしょう。
どうしても自分の妄想を形にしたかったら、箇条書きでも落書きでもいい、自分で作ってしまうのです。
それこそが二次創作の始まりだと思います。

確かに、「これはあまりに酷い」というものに出くわすこともあるかもしれません。
好きなキャラクターが痛い目にあったり、不幸なラストだったり、望まぬカップリングだったり。
(余談ですが、先日見つけたのは、ユキがケダモノと――という画像でした)
それでも、それはそれ。
あー、びっくりした。何でもアリだわねー。
と、おおらかにスルーすべきでしょう。
優しく、分かりやすく書いたつもりですが、こんなこと一々書かなくても大丈夫ですよね?

先日、とあるヤマトサイトが閉鎖されました。
何度も訪問したことのある、先輩サイトでした。
忙しくてサイトの運営が難しくなったとか、ヤマトに対する熱が冷めたとか、管理人さんの体調が思わしくないとか、
そんな理由なら諦めも付くのですが、どうやらそうではないらしい。
詳しいことは私も知りません。でも。

想像に過ぎませんが、誰かに嫌がらせを受けて閉鎖したのなら、あまりに残念です。
嫌がらせをした人がいて、その人が
「閉鎖させてやった。ざまあみろ」とでも思っているのなら、
たとえ他所様のことだとしても、私だって怒りますよ。
思い過ごしであって欲しいと願っていますが。

そのサイトからフリー素材をいただいてきました。
忘れたくないサイトさまでしたから、ここに貼っておきます。
みーくん
なんだか寂しそうに見えませんか?

元・管理人さま。
一休みされたら、いつでもお越しください。
当サイトは、歓迎いたします。
 
阿久悠さんが亡くなったと聞いて。
こうも短い間に、ヤマトに関係ある人が亡くなってゆくと、「どうして?」という気持ちになる。

オフィシャルHPで、阿久悠さんの作品をみてみた。
本当に多くのヒット曲があってびっくり。
歌謡曲、演歌、子供向けに、「ピンポンパン体操」とか 「ウルトラマン・タロウ」なんていうのもある。

歌詞なんかみなくても、フルコーラス歌える歌がたくさんあるでしょう。
そのくらいヒットしたんだね。
「どうにもとまらない」「わたしの青い鳥」「恋のダイヤル6700」
「北の宿から」「青春時代」
「ペッパー警部」「S・O・S」などのピンクレディーの曲。
「勝手にしやがれ」「シンデレラ・ハネムーン」「舟歌」
ここに上げた曲は特に有名かもしれない。

「舟歌」はおじいちゃんが好きだったなぁ。
なんて、その頃の情景まで思い浮かぶ。

最近の歌謡曲は、ぱっと聞いただけでは歌詞が聞き取りにくく、一度聞いただけで心に残るようなものは少ないと思う。
子どもが聞いている曲も、長く愛されて、歌い継がれていく歌だという感じがしない。
でも、阿久悠さんの歌詞は、さりげなくてもインパクトがあっても、
心にしみる曲がたくさんあった。


残念です。
ご冥福を祈ります。

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ラジオ番組に投稿する時の名前を、
今どきはラジオネームっていうらしい。
中学、高校生の頃、ローカルのFM局は開局したばかりで、結構聴いて投稿していた。

あの頃のペンネームは篠崎つかさ
悪友、如月あきらと2人でよく葉書きを出した。
1か月の内、どちらの葉書きがたくさん読まれるか。
どちらのリクエスト曲がよくかかるか。なんてね。
ローカルだし、開局したばかりだし、葉書きの数も少なかったんだと思うが、レコードプレゼントやサイン色紙プレゼントにも当選したことがある。
今となっては赤面するような詩とかも送ったなぁ。
白秋とか犀星とか達治とかにかぶれてたから(笑)
うーん。懐かしい。

そういえば、このサイトを開く時、どうして篠崎司という名前を使わなかったんだろう。
忘れていたのもあるかもしれない。
でも、イメージが違うかな。
ヤマトの二次小説を書いていて、三日月小箱の管理人をしているのが篠崎司だったら――、
やっぱ違うでしょ。

リアルネームを改名してもいいや。というくらい紗月という名前は気に入っている。

リアルネームといえば、ドイツ語学校に行っていたときに
「自分の名前の意味を話し合う」という授業があった。
フランス人のマルグリットは“マーガレットの花の意味”だと言い、
フィリピン人のマリアは“聖母マリアさまの名前をいただいた”と言い。
日本人の寿美子は、“ラッキーでビューティーな人になるように、親の祈りのこもった名前”だなんて言ってた。
トルコ人のウフクは父の名前を告ぐトルコ人の中では画期的ネーミングで“虹”という意味だそう。“架け橋となれ”という願いがこもっているという、かっこいい名前だ。
で、私の名前はというと、父親の名前の頭1文字+母親の名前の頭1文字を足したものだったりする。
これを説明するのは難しかった。
そうしたらウフクが
「君のお父さまは、君のことをよほど愛しているんだね」と言ったのだ。
男の子に父の名前を授けるのは、世界に良くあることだけど、女の子に父の名前を授けただけでなく、母の名前も授けるなんて、
きっと君のお父さまは、君のお母さまのことも深く愛しているんだね。
と。
そんなこと考えたこともなかった。
どちらかといえば、私は自分の名前が嫌いだった。
トルコ人にそんな風に言ってもらって、自分の名前をもう一度見直してみた。
父が彼のいうような思いをこめてこの名前を付けてくれたのかどうかはわからないが、確かにあまり同じ字の名前は見ない。

最近ではまんざらでもないと思っている。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

 

・・・アジアの端っこまでヨーロッパから運んでくる様々な機材、道具--大道具小道具、セットに衣装、歌手からオーケストラから楽器から。オペラの公演となると、出演者だけで総勢200人ともいわれ、楽屋から裏方まで関われば数百人を数えるという。そりゃ経費もかかるでしょう…だから高いのよ。
なぁんて理由で納得するわきゃねーだろ、なくらいに高いすよね。

しかし、招聘する側の立場に立つと、言えない(>_...
新月の館よりオペラは高い…か?



高尚な趣味。
という嫌ーな言葉があるけれど、先日行った「ばらの騎士」公演会場にいたセレブな奥様方を見ていると、そうかもねー。という気もしてしまう。
6月の国立劇場。ロビーを行き交う人の中に着物姿のご婦人が何人かいた。
お茶もお花もお稽古したことはないし、セレブという人にもご縁のない私だけれど、あの着物には唸ってしまった。
だいたい6月に着物を着るのは難しい。
ひとえの着物はこの時期だけのものだし、帯も、履物も、帯揚げや帯占めも、6月専用。
そんな贅沢な着物をきちんと着て、なんの違和感もなく歩いているご婦人は、おそらくご自宅に、何着も6月の着物セットをお持ちなのだろう。
うーん。高そうだ。そういう人も来る所なんだなぁ。

某国にいたときは、なんとオペラハウスから徒歩5分という恵まれた場所に住んでいた。ドレスを身に纏ってかっこいい男性にエスコートされて来る女性もいれば、いかにも学生という若い男の子もいた。
安い立見席もあったらしいのだが、当時私はオペラにまったく興味がなく、オペラに行く上司の家で、子守と留守番をしていたわけだ。
ああ、なんともったいないことだったろうか。

この秋、よいオペラが目白押しらしい。
国立劇場で配られたチラシを見ていても、「観たい!」と思うものがたくさんある。
けれども、綾乃もブログで書いたように、懐と相談してどれを観るかを絞り込むのがたいへんだ。
1ヶ月に1回というペースを落として、2回分のつもりでオペラを観るという選択にしようか。ワーグナーなら観たいよなぁ。
ワーグナーのファンを「ワグネリアン」というらしいけれど、以前ワルキューレを聴いた時の衝撃と感動は、なんとも形容しがたいものだった。
デスラー臣民としては、なおのこと聴きたいっ!

ということで、不似合いだろうが、不釣合いだろうが綾乃にくっついて出かけようと思う。
先日このブログでバレエも観たいと書いたら、「人生最初のバレエは良い物を」と、某さまからビデオを送っていただいた。
(ありがとうございます。大事に観ます)
感動する要因は、読書でも映画でもいいと思う。
オペラでもバレエでも、敷居が高いとかなんとか言う前に、好奇心で歩み寄っちゃえ。
感動した者勝ちである(笑)

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

 
「自己責任」というタイトルが合っているかどうか、わからないけれど。

昔、身内の1人が自殺した。
家族に金を無心し、断られるたびに「もう死んでやる」とあてつけがましく言い続けた彼は、何年後かのある日とうとう本当に、ちょっと珍しい方法で自殺してしまった。
その自殺の方法が、「完全自殺マニュアル」という本に出ていると知ったのは、通夜の席でだった。
彼の書棚にはその本が無かったが、物置からは自殺を助ける小道具の数々が見つかったという。

では彼が死んだのは、その本のせいか。
その本が発行されなければ、彼は死ななかったのか。
当然答えは「No」である。
そんな本がなくても、死のうと思った人間は死ぬだろう。
首を吊れば死ぬとか、高所から飛び降りれば死ぬとかいうことは、最早みんなが知っている情報だ。
これを実行して死んだ人がいたら、「そんな情報を流した世間が悪い」のか。
そうではない。
結局実行した本人の自己責任だろう。

同じことが猟奇的殺人にもいえる。
先日母を殺し、首を切断した高校生の事件が大きく取り上げられている。
彼はこんな本を読んでいたとか、
こんなサイトにアクセスしていたとか、
マスコミはこぞって喚いているけれど、間違ってはいけない。
その本やサイトが悪いわけではない、というのは同じだ。

エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人事件」など、猟奇的殺人事件を扱った推理小説も多い。
横溝正史の小説だって、読んだ人は多いだろう。
ただ、それを実行するかしないか。
善悪を判断する力や、現実と架空を識別する力。
こういうものに欠けた本人が悪い。

それにしても。
どうしてこういう形で命が失われるのか。
命の大切さとか重さとか、相手の痛みとか苦しみとか、
そういうものを知らなさ過ぎるのではないかと思う。
家庭で「命」について教えていないのだろうか。
と考えて、ふと、それを教えることの難しさを知る。
高齢者と同居し、介護し、看取った時代と違って、核家族で大切に育てられた子どもたちは、年長者に対する尊敬や愛情も失ったのではないか。
兄弟の数も減って、幼い者へのいたわりや、譲り合う心も失ったのではないか。
望めば何でも得られる生活の中で、何かが澱んで、歪んできているのだろうか。

子育てというのは本当に難しく、真剣に取り組まなければと、鉢巻を締めなおすのだかれど、まだまだ未熟者の母親としては、頼りないことこの上ない。
こんな母親の不安な気持ちも子どもたちに打ち明けて、一緒に成長して行こうと思う。
 

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