ブログを書かなくちゃ、という気持ちになったのは、一枚の絵皿と出会ったからでした。
用事があるため、私は毎年春に帰省しています。
今年も行って来たのですが、今回は夫と二人連れ。
夫の運転するサイドカー付きバイクに乗っかっての移動です。
そうです。
夫が、定年前から定年後の楽しみとしてサイドカーを購入したんです。
サイドカーというと、私にとってはキカイダーを思い出すのですが、みなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。
そんなわけで、1日平均移動距離を300キロに設定し、静岡、福井、富山、長野で一泊するという周遊コースを組みました。
サイドカーの側車って、「船」って言うんですよ。
私は船乗りになったんです(爆)。ああ、ヤマト好きにはたまらない♡
静岡⇔福井間は雨でした。
船の中に雨が入らないようにするのが精いっぱい。
身体はゴチゴチに冷え固まりました。
福井⇔富山間は強風でした。
暗くなってからは気温もぐっと下がり、ホテルにたどり着く寸前に8番らーめんに飛び込み、救われました。
8番らーめんなんて、何十年ぶりに食べましたが、野菜たっぷりで美味しくなってたよ(笑)。
富山⇔長野間は小雨でしたが、まあまあの移動。
ただ、山越えが大変で移動に時間がかかりました。
朝はコンビニのパン。昼はコンビニのカップラーメンと軽くすませて、ひたすら移動。
ホテルは素泊まりで予約しているので、どこかで夕食を食べなくてはいけません。
「ちゃんとした飲食店で、イスに座って食べたいよね」
「ボリュームのある温かい物を食べたいよね」
「私は米が食べたいなぁ」
松本駅近くでレストラン検索をして、どんぐりという洋食屋さんに決めました。
頼んだメニューが来るのを待つ間、店内をぐるりと見回すと、私のヤマトアンテナが激しく反応しました。
飾り棚に並んだ皿の中に、ヤマトを描いた皿があったんです。
飾り棚は私が座った席から遠く、その下のテーブルで食事をしているお客がいたので、近くまで行って確認することができません。
でも、あれはやっぱりヤマトです。
波動砲も、ロケットアンカーも、主砲も、第一艦橋から第三艦橋までちゃんと描かれているようです。
気になる。気になる。気になる!
飾り棚は三段で、一段に2枚ずつ絵皿が置かれています。
ヤマトは一番上の段の向かって左側。
ヤマト以外の絵皿はすべて、同じ人によって描かれた物だということがわかります。
それもおそらく、この店のロゴやキャラクターを描いた方の筆致だと想像できます。
場違いなヤマト絵皿。
夫は「ヤマト関係の人がお客として来て、描いていったんじゃない?」と言うのですが、それにしては拙い……ような気がします。
「ほら、作画関係の人とは限らないじゃないか」と、また夫。
もしかしたらサインも書かれているかもしれないのですが、近くで見ないことにはなんとも。。。
食事を終えて、会計に行こうとすると、飾り棚の下で食事をしていたお客も帰ったところでした。
さっそく近づいて観察!
どこにもサインはありません。
そしてやっぱり拙い。。。パルスレーザーとか、アンテナ類とか、雑というか何と言うか……。
思い切ってお店の方に聞いてみました。
「あれは宇宙戦艦ヤマトの絵だと思うのですが、どなたが描かれたのですか?」
すると店主さんは照れくさそうに
「ヤマトですよ。うちの息子が5歳の頃に描いたんです。今は40も過ぎた会社員ですけどね。
店の皿に、油性ペンで描いてあるんですよ」と教えてくれたのです。
ああ、素敵だなぁと思いました。
きっと一生懸命にヤマトを描いたのでしょう。それを30年もお店に飾っているなんて。
子煩悩な店主さんの姿を微笑ましく感じて、店を後にしました。
息子さんは、どう思っているのでしょうか。
やはり照れくさいのでしょうか。
そして今でも、ヤマトを好きでしょうか。
また松本に行くことがあれば、あのお店で、絵皿と再開したいです。
紗月はついに~ 夢の~舟乗り~♪
えへへ♪
用事があるため、私は毎年春に帰省しています。
今年も行って来たのですが、今回は夫と二人連れ。
夫の運転するサイドカー付きバイクに乗っかっての移動です。
そうです。
夫が、定年前から定年後の楽しみとしてサイドカーを購入したんです。
サイドカーというと、私にとってはキカイダーを思い出すのですが、みなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。
そんなわけで、1日平均移動距離を300キロに設定し、静岡、福井、富山、長野で一泊するという周遊コースを組みました。
サイドカーの側車って、「船」って言うんですよ。
私は船乗りになったんです(爆)。ああ、ヤマト好きにはたまらない♡
静岡⇔福井間は雨でした。
船の中に雨が入らないようにするのが精いっぱい。
身体はゴチゴチに冷え固まりました。
福井⇔富山間は強風でした。
暗くなってからは気温もぐっと下がり、ホテルにたどり着く寸前に8番らーめんに飛び込み、救われました。
8番らーめんなんて、何十年ぶりに食べましたが、野菜たっぷりで美味しくなってたよ(笑)。
富山⇔長野間は小雨でしたが、まあまあの移動。
ただ、山越えが大変で移動に時間がかかりました。
朝はコンビニのパン。昼はコンビニのカップラーメンと軽くすませて、ひたすら移動。
ホテルは素泊まりで予約しているので、どこかで夕食を食べなくてはいけません。
「ちゃんとした飲食店で、イスに座って食べたいよね」
「ボリュームのある温かい物を食べたいよね」
「私は米が食べたいなぁ」
松本駅近くでレストラン検索をして、どんぐりという洋食屋さんに決めました。
頼んだメニューが来るのを待つ間、店内をぐるりと見回すと、私のヤマトアンテナが激しく反応しました。
飾り棚に並んだ皿の中に、ヤマトを描いた皿があったんです。
飾り棚は私が座った席から遠く、その下のテーブルで食事をしているお客がいたので、近くまで行って確認することができません。
でも、あれはやっぱりヤマトです。
波動砲も、ロケットアンカーも、主砲も、第一艦橋から第三艦橋までちゃんと描かれているようです。
気になる。気になる。気になる!
飾り棚は三段で、一段に2枚ずつ絵皿が置かれています。
ヤマトは一番上の段の向かって左側。
ヤマト以外の絵皿はすべて、同じ人によって描かれた物だということがわかります。
それもおそらく、この店のロゴやキャラクターを描いた方の筆致だと想像できます。
場違いなヤマト絵皿。
夫は「ヤマト関係の人がお客として来て、描いていったんじゃない?」と言うのですが、それにしては拙い……ような気がします。
「ほら、作画関係の人とは限らないじゃないか」と、また夫。
もしかしたらサインも書かれているかもしれないのですが、近くで見ないことにはなんとも。。。
食事を終えて、会計に行こうとすると、飾り棚の下で食事をしていたお客も帰ったところでした。
さっそく近づいて観察!
どこにもサインはありません。
そしてやっぱり拙い。。。パルスレーザーとか、アンテナ類とか、雑というか何と言うか……。
思い切ってお店の方に聞いてみました。
「あれは宇宙戦艦ヤマトの絵だと思うのですが、どなたが描かれたのですか?」
すると店主さんは照れくさそうに
「ヤマトですよ。うちの息子が5歳の頃に描いたんです。今は40も過ぎた会社員ですけどね。
店の皿に、油性ペンで描いてあるんですよ」と教えてくれたのです。
ああ、素敵だなぁと思いました。
きっと一生懸命にヤマトを描いたのでしょう。それを30年もお店に飾っているなんて。
子煩悩な店主さんの姿を微笑ましく感じて、店を後にしました。
息子さんは、どう思っているのでしょうか。
やはり照れくさいのでしょうか。
そして今でも、ヤマトを好きでしょうか。
また松本に行くことがあれば、あのお店で、絵皿と再開したいです。
紗月はついに~ 夢の~舟乗り~♪
えへへ♪
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ご訪問、ありがとうございます。
メールを読んでいながら、お返事せずに放置してしまい、本当にごめんなさい!
「書く」ことにリハビリを始めた感じです。
どうぞ今後もお付き合いお願いいたします。
m(__)m