このブログは
宇宙戦艦ヤマトの二次小説を展開する「三日月小箱」管理人の独り言です
古代 進 守 デスラー 島 大介 森 ユキ 真田 四郎 加藤 三郎
コスモ タイガー 沖田 十三 テレサ スターシャ サーシャ 澪 宇宙戦艦ヤマト2199

fc2ブログ
ブログを書かなくちゃ、という気持ちになったのは、一枚の絵皿と出会ったからでした。

用事があるため、私は毎年春に帰省しています。
今年も行って来たのですが、今回は夫と二人連れ。
夫の運転するサイドカー付きバイクに乗っかっての移動です。
そうです。
夫が、定年前から定年後の楽しみとしてサイドカーを購入したんです。
サイドカーというと、私にとってはキカイダーを思い出すのですが、みなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。

そんなわけで、1日平均移動距離を300キロに設定し、静岡、福井、富山、長野で一泊するという周遊コースを組みました。
サイドカーの側車って、「船」って言うんですよ。
私は船乗りになったんです(爆)。ああ、ヤマト好きにはたまらない♡

静岡⇔福井間は雨でした。
船の中に雨が入らないようにするのが精いっぱい。
身体はゴチゴチに冷え固まりました。

福井⇔富山間は強風でした。
暗くなってからは気温もぐっと下がり、ホテルにたどり着く寸前に8番らーめんに飛び込み、救われました。
8番らーめんなんて、何十年ぶりに食べましたが、野菜たっぷりで美味しくなってたよ(笑)。

富山⇔長野間は小雨でしたが、まあまあの移動。
ただ、山越えが大変で移動に時間がかかりました。
朝はコンビニのパン。昼はコンビニのカップラーメンと軽くすませて、ひたすら移動。
ホテルは素泊まりで予約しているので、どこかで夕食を食べなくてはいけません。
「ちゃんとした飲食店で、イスに座って食べたいよね」
「ボリュームのある温かい物を食べたいよね」
「私は米が食べたいなぁ」
松本駅近くでレストラン検索をして、どんぐりという洋食屋さんに決めました。

頼んだメニューが来るのを待つ間、店内をぐるりと見回すと、私のヤマトアンテナが激しく反応しました。
飾り棚に並んだ皿の中に、ヤマトを描いた皿があったんです。
飾り棚は私が座った席から遠く、その下のテーブルで食事をしているお客がいたので、近くまで行って確認することができません。
でも、あれはやっぱりヤマトです。
波動砲も、ロケットアンカーも、主砲も、第一艦橋から第三艦橋までちゃんと描かれているようです。
気になる。気になる。気になる!
飾り棚は三段で、一段に2枚ずつ絵皿が置かれています。
ヤマトは一番上の段の向かって左側。
ヤマト以外の絵皿はすべて、同じ人によって描かれた物だということがわかります。
それもおそらく、この店のロゴやキャラクターを描いた方の筆致だと想像できます。

場違いなヤマト絵皿。
夫は「ヤマト関係の人がお客として来て、描いていったんじゃない?」と言うのですが、それにしては拙い……ような気がします。
「ほら、作画関係の人とは限らないじゃないか」と、また夫。
もしかしたらサインも書かれているかもしれないのですが、近くで見ないことにはなんとも。。。

食事を終えて、会計に行こうとすると、飾り棚の下で食事をしていたお客も帰ったところでした。
さっそく近づいて観察!
どこにもサインはありません。
そしてやっぱり拙い。。。パルスレーザーとか、アンテナ類とか、雑というか何と言うか……。

思い切ってお店の方に聞いてみました。
「あれは宇宙戦艦ヤマトの絵だと思うのですが、どなたが描かれたのですか?」
すると店主さんは照れくさそうに
「ヤマトですよ。うちの息子が5歳の頃に描いたんです。今は40も過ぎた会社員ですけどね。
店の皿に、油性ペンで描いてあるんですよ」と教えてくれたのです。

ああ、素敵だなぁと思いました。
きっと一生懸命にヤマトを描いたのでしょう。それを30年もお店に飾っているなんて。
子煩悩な店主さんの姿を微笑ましく感じて、店を後にしました。
息子さんは、どう思っているのでしょうか。
やはり照れくさいのでしょうか。
そして今でも、ヤマトを好きでしょうか。

また松本に行くことがあれば、あのお店で、絵皿と再開したいです。


紗月はついに~ 夢の~舟乗り~♪

えへへ♪
 

<< ヘビロテ | Home | ご無沙汰しております >>

コメント

密航者さま

おおお!
ご訪問、ありがとうございます。
メールを読んでいながら、お返事せずに放置してしまい、本当にごめんなさい!
「書く」ことにリハビリを始めた感じです。
どうぞ今後もお付き合いお願いいたします。
m(__)m

コメントの投稿

URL:
Comment:
Pass:
密航者: 管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 BLOG TOP 

powered by